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ファイアウォールとは、外部からの不正アクセスを防ぐためのセキュリティツールです。ポート番号や通信プロトコルなどを基に設定したルールに従い、ネットワークへの侵入可否を判断します。
PCにも標準搭載されていますが、社内ネットワークへの侵入を防ぐには、別途ファイアウォールの導入が必要です。近年はサンドボックスや脅威インテリジェンスなど、さまざまな機能を搭載した次世代型も市場に登場しています。
しかし、はじめてファイアウォールを導入する場合、どのように選定作業を進めるべきか、わからない方もいるでしょう。この記事ではファイアウォールの導入メリットや選び方、おすすめの商品などについてまとめました。
多くの企業に利用されている高性能ファイアウォールです。高性能AIを搭載した脅威インテリジェンスによって、サイバー攻撃の能力や傾向、設備環境などを分析します。設計上の欠陥や未公開の問題点を突く脆弱性攻撃など、未知の攻撃もブロックが可能です。
脅威インテリジェンスで算出したデータを基に、現状の課題を明確化します。また、SD-WANやスイッチング、ワイヤレスなどを搭載した複合機能によって、拠点間のネットワーク環境をソフトウェアで制御できます。
各種機器の設定を遠隔で操作できるため、システム管理者が現地で設定作業をおこなう必要はありません。回線のトラフィック量も可視化でき、高速通信を安定して実現します。
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自社の企業規模に合わせて選択できるよう、豊富なラインナップが用意されています。TZシリーズは中小企業向けに開発されたシリーズです。検知エンジンには、サンドボックスやディープメモリ検査などが搭載され、ゼロデイ攻撃やランサムウェアをブロックします。
ゼロタッチ展開によって設定作業が簡素化されており、専門知識を持つ人材が社内に不在でも問題ありません。中堅企業向けに開発されたNSaシリーズは、テレワーク向けの機能を搭載しています。SSL-VPN接続によって、第三者からのデータ改ざんや破壊を防ぎます。
NSspシリーズは大企業や政府機関向けに設計されたシリーズです。24時間体制で脅威インテリジェンスが稼働し、情報漏えいのリスクを最小限に抑えられます。
ディープパケットインスペクションはIPSやアプリケーション制御、サンドボックスなど、さまざまな機能を搭載しています。ディープラーニングを活用した高性能スキャンによって、DDoS攻撃やゼロデイ攻撃など、自社に多大な被害を及ぼす脅威を未然に防げます。
通信経路はTLS1.3によって暗号化されており、第三者からデータの閲覧や改ざんをされる心配はいりません。SD-WANやアプリケーションアクセラレーションによって、自社ネットワーク上での高速通信を安定して実現できます。
また、フルメッシュ型のネットワークをクリック操作だけで構築可能です。ハブを設けないため、他拠点で速度遅延や通信障害が発生しても、影響を受ける心配はいりません。
内部ネットワークへ侵入する通信をパケット単位に分割し、アクセス拒否を判断するタイプです。複数の拠点でファイアウォールを同時に導入する場合も、既存のネットワーク機器の設定を変更する必要はありません。
WebサイトのURLやIPアドレスを登録しておけば、不正アクセスを効率的に検知できます。また、DHCP端末認証を活用すると、ネットワークに接続可能なモバイル端末を限定できます。接続許可が下りない限り、ファイルの閲覧はできません。
Webフィルタリング機能も搭載しており、業務上必要性の低いWebサイトへのアクセスを制限できます。そして、セキュリティーアドバイスによって、不正アクセスやサイバー攻撃の有無を正確に把握できます。
通信をパケット単位に分割し、通信可否を判断するタイプです。事前にIPアドレスやポート番号などを基に、アクセスを許可するルールを決めておきます。自社のやりやすい形で運用できるだけでなく、高速通信を維持しやすい点がメリットです。その半面、パケットの中身までは精査しないため、パケットを偽装されると不正アクセスを防ぐことはできません。
HTTPやFTPなど、通信プロトコルごとに社内ネットワークへのアクセスを制御するタイプです。内部と外部の通信を中継するプロキシサーバーが不正アクセスの有無を監視しますが、外部からプロキシサーバーの存在は確認できません。
プロキシサーバーはパケットの中身を確認するため、偽装パケットも検出できます。セキュリティレベルを高められる一方、パケットの中身も解析するため、速度遅延が起きやすくなります。
サーキットレベルゲートウェイ型は、パケットフィルタリング型の進化版と捉えられています。コネクション単位でネットワークへのアクセス可否を判断するタイプです。コネクションとは、データ転送をおこなう際の回線を指します。
ポート番号の指定や制御もできるため、偽装パケットの検知にも対応できます。特定のアプリケーションやシステム、ソフトウェアの制御をおこなう際に適したタイプです。
解決したい課題とファイアウォールのタイプが合っているか、見極めることが重要です。導入目的が曖昧だと、ミスマッチを招く可能性が高まり、高い費用に見合った効果が得られません。
たとえば、偽装パケットによる不正アクセスに悩まされていたとしましょう。情報漏えいのリスクを軽減するには、なりすまし攻撃の検知に強いアプリケーションゲートウェイ型がおすすめです。パケットの中身を分析するため、偽装パケットにも対応できます。
また、システムやアプリケーションごとに通信内容を制御したい場合は、「サーキットゲートウェイ型」を選択しましょう。上記のように目的が明確になると、選択すべきファイアウォールが自然と絞られます。
多くの機能を搭載したファイアウォールを求めている場合、次世代ファイアウォールの導入を検討しましょう。サンドボックスやIPS、アプリケーション制御などを搭載しており、ランサムウェアやトロイの木馬といった脅威を未然に検知できます。
エンドポイント保護機能を搭載していれば、仮にマルウェアの侵入を許したとしても、被害を最小限に抑えられます。マルウェアの駆除〜エンドポイントの修復まで、ファイアウォールへ一任できるため、システム管理者が復旧作業をする必要はありません。また、脅威インテリジェンスを搭載していれば、攻撃能力や攻撃傾向などを分析し、今後のセキュリティ対策に反映できます。
企業規模に合ったファイアウォールを選びましょう。ネットワーク規模に応じて、必要となる機能やトラフィック量が異なります。提供元によっては企業規模に応じて、数種類のファイアウォールを用意しています。
中小企業向けにはランサムウェアやゼロデイ攻撃など、多大な被害をもたらすサイバー攻撃への防御機能を搭載しています。専門知識を持つ人材が不在でも設定できるよう、ユーザーインターフェースに優れた商品が多い点も特徴です。
一方、大企業向けは未知のマルウェアに対応するため、脅威インテリジェンスやディープメモリ検査を搭載しています。高性能サーバーを搭載しており、速度遅延や通信障害の心配はいりません。
サポート体制が充実した販売業者を選びましょう。はじめてファイアウォールを導入する場合、初期設定や運用で疑問点が発生する場面が少なくありません。メールやチャット、電話など、さまざまな方法で販売業者とコミュニケーションが取れると、トラブルが起きても早期に解決できます。
また、ユーザーインターフェースに優れたファイアウォールを選ぶのも重要です。ゼロタッチ展開に対応していると、システム管理者が管理画面で必要な情報を入力するだけで、運用を始められます。
初期費用や月額料金は提供元によって設定料金が異なります。料金プランがホームページ上で公開されていないケースも珍しくありません。ヒアリングや打ち合わせを経て販売業者が商品を提案するケースも多く、料金プランは非公開となっています。気になる商品があった場合、必ず問い合わせをするようにしましょう。
次世代ファイアウォールは安全性強化を図れる一方、月額料金は比較的高めに設定されています。脅威インテリジェンスや機械学習などを搭載していると、さらに高額となります。予算と機能性のバランスを見ながら、ファイアウォールを選定することが重要です。
ファイアウォール導入によるメリットは、不正アクセスによる機密情報の漏えいリスクを軽減できる点です。発信元や通信プロトコルを基に設定したルールに、通信内容が合致しない限り、社内ネットワークへ侵入できません。パケットの中身を確認するタイプを選べば、第三者が偽装パケットを使って侵入を試みた場合でも、不正アクセスを検知できます。
近年は中小企業がサイバー攻撃のターゲットになるケースも珍しくありません。仮に顧客情報が流出した場合、社会的信用低下やイメージダウンを招きます。多額の損害賠償を請求される可能性も考えられるでしょう。機密情報を守るためにも、ファイアウォールを設置しましょう。
以前よりも多くのサイバー攻撃に対処可能な次世代ファイアウォールを提供する販売業者が増えています。IPSやWeb Protection、アプリケーション制御などを搭載し、バッファオーバーフローやワームへの感染を防げます。
サンドボックスを搭載している場合は、多大な損害をもたらすランサムウェアやゼロデイ攻撃の検知が可能です。次世代ファイアウォールを1台導入すれば、さまざまな攻撃へ対処できるため、マルウェア感染や機密情報漏えいのリスクを抑えられます。セキュリティ面に精通した人材が社内に不在の場合でも安心して利用できるよう、設定作業が簡素化されています。
AIを搭載した脅威インテリジェンスによって攻撃能力や攻撃の意図、設備状況など、サイバー攻撃に関する情報を分析することが可能です。分析結果を基に優先して改善すべきセキュリティ対策の内容を把握でき、安全性を強化できます。
未知のマルウェアに関する情報も収集できるため、インシデントが起きても素早い対処が実現します。多くのファイアウォールにはログ管理機能が搭載しており、不正アクセスや内部不正の有無を把握することが可能です。自社ネットワークに異常が発生していないかを常に監視する体制を整備し、内部統制の強化を図れます。
ファイアウォールポリシーを細かく設定すれば、部署別にセキュリティレベルを設定できます。ファイアウォールポリシーとは、従業員に設定するアクセス制限のことです。ユーザー識別によって、指定メンバーだけの通信を許可する体制を構築できます。部署メンバー以外のアクセスをすべて拒否する設定にした場合、不正行為や不正アクセスを防げます。
アカウント情報の入力や電子証明書の提示を求めれば、なりすましによる不正アクセスが起きる心配もいりません。また、他部署の従業員からのアクセスを許可する場合、HTTPやSSLなど、通信プロトコルを設定してアクセス可否を判断する方法もあります。
SD-WAN機能を搭載したファイアウォールを導入すると、システム管理者の業務負担を軽減できます。SD-WAN(Software Defined Wide Area Network)とは、複数の拠点間ネットワークを仮想環境で実現する技術です。ソフトウェアで管理するため、ルーターやスイッチ、ロードバランサーなど、各種機器の設定作業を遠隔でおこなえます。
トラフィック量やネットワークの稼働状況も可視化できるため、拠点ごとにシステム管理者を配置する必要もなくなります。ゼロタッチ展開に対応していると、クリック操作だけでファイアウォールの初期設定を完結できます。
検知精度が低いファイアウォールを選ぶと、誤検知する可能性が生じます。従業員は社内ネットワークに入れず、業務を進められません。リストに許可されている内容以外をすべて拒否すると、業務に支障が出やすくなるため、注意しましょう。
また、正しい通信と不正アクセスの見分けが付かないケースもあります。内部から外部への通信に偽装された場合、ファイアウォールの種類によっては不正アクセスと検知できません。
通信パケットのスキャンとフィルタリングを実施すると、VPN接続の通信速度が低下する可能性があります。VPN接続とファイアウォールが受信したデータ処理を並行して進めるため、速度遅延が起きやすくなります。
VPN接続はアクセスやダウンロードが集中すると、不具合が起きやすい接続方法です。高速通信を安定して実現するため、サーバーの切り替えやVPNの通信プロトコル変更など、対応策の検討が必要です。
webアプリケーションの脆弱性を突く攻撃は、ファイアウォールでは防げません。ファイアウォールは、ネットワーク機器を対象としたサイバー攻撃に対応するセキュリティツールです。
SQLインジェクションやOSコマンドインジェクション、DDoS攻撃などを防ぐには、WAFの導入が必要です。また、サーバーやOSの脆弱性を突くサイバー攻撃もファイアウォールでは防げません。IDS/IPSの導入が必要となります。
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