久しぶりに江ノ電に乗車。
天気はピーカンで絶好の撮影日和です。
少し迷いながらも到着したのは30分ほど前
炎天下の中を歩いてきたので、少々座らせてもらって
汗が引いたら準備をしてちょうどよい頃合だと考えてました。
「こんにちは」
2階から人が降りてくる
『○○さん?』
そして2階に引っ込んでいく
「?????」
再度降りてきて第一声が
『時間は守ってもらわないと』
私はおもむろに腕時計を見て
「あ、はい。
申し訳ございません」
「少し待たせてもらおうかと思いまして」
『いや、時間は守ってもらわないと』
「いえ、ですから少し待たせていただきます」
『そこにいられると気が散るんで』
見回してみても、今まで無人だった場所だが??
ですが、こちらもうまく撮影してもらいたい手前
友好的に接しておりました。
「あ、では外でお待ちしております」
『いやまぁいいです。
やりましょう』
2階へあがろうとした際に
おもむろに、また振り返り
『時間は守ってもらわないと』
メッセージのやり取りから感じていた
えもしれぬ違和感と相まって
撮影を断った方が良いと感じました。
氏にとっては
30分前に到着することは、許されないことなんだと悟りました。
そして待っていることも気が散るのでNG
外で待つのもダメなようです。
会話の最中は自己主張のみに終始されていました。
人柄が良いというレビューを沢山見ていたので
本当に同一人物のことなのかと、大変な疑問を感じました。
・はたして、今日の出来事は約束を守っていないのか?
・ここまで執拗に責め立てられることなのか?
・人柄がよいというレビューはこの人のことなのか?
・コミュニケーションを大切にされる方、というレビューと同一人物なのか?
ブログを拝見すると普段は広告の撮影をなさっているそうです。
個人を相手にする撮影は、とにかく金額にご不満があるようで、
元々乗り気ではなかったけど、スタジオを生かすためにはじめられたそうです。
『写真館はレベルが低い』
いかに自分の仕事が素晴らしいのかということを、延々と語っておられました。
高評価の数を、誇らしげに語られていたのがとても印象的でした。
ただし、とにかく金額にご不満があるようで
普段の広告のギャラに比べたら話にならない金額で、
請け負ってあげているという主張のようです。
写真については【相手に選ばせて、決めさせる】(原文ママ)そうです
人柄の良さは伝わってきません。
広告業界のプロでいらっしゃるので
都合のいいように切り取ったり
相手にいい印象を抱かせることに関しては、プロだと思います。
海の見えるアトリエ
海の見えるスタジオ
などと銘打ってはいますが
実際には江ノ電の線路を超えて細くてヒビだらけの
石階段を上っていくようなところです。
手入れがされているのかよくわからない
庭木なんだか雑草なんだかの間をくぐり抜けて、
石階段には大きめな割れ目などもあり
崩れやしないかと心配になりました。
きれいなものを想像していくと
肩透かしを食うかもしれないなと思いました。
マイケル・ポートも自身の著書の中で言及してます。
[顧客を切るのは顧客にとってもいいことである]
無理やりに仕事を受けても
サービスを提供する側も
サービスを受ける側も不幸になる。
実際にわたしは
撮影ですから2~3日前から体調を整えて、
散髪も行い、衣装を購入し
当日は一日空けて交通費もかけて
その結果が、肝心の画像が無い状態です。
時間に対して大変なこだわりと
誰にたいしても曲げない信念をお持ちの渡会氏でしたら
私の主張は想像に難くなく
必ずやご理解を得られると確信しております。
広告写真のカメラマンのままでいてください。
プロからの返信
ここまで書かせた気持ちにさせたことは事実ですし、理由はなんであれ申し訳なかったです。
依頼したプロ渡会審二