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カメラマン鈴木英隆:写真はその場で納品OK!撮って出し技術は、プロとしての自覚から生まれる

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結婚式の写真撮影
最終更新日: 2018年10月15日

撮って出しの技術力!東京都のカメラマン、鈴木英隆さん

秋のイベントシーズンを迎え、ミツモアサイトでもプロのカメラマンに依頼したいという案件が増えてきています。ミツモアには、多くの個性的なプロカメラマンが登録してくださっていますが、その中でも「撮って出し」ができる高い技術力で幅広い支持を得ているのが鈴木英隆カメラマンです。ミツモアでは、ブライダル・ピアノの発表会からセミナーの撮影まで、様々なジャンルで案件を獲得されています。

「撮って出し」とは、撮った写真をその場で納品できること。これは、たとえばカメラの持ち出しが禁止されている広告イベントや、すぐに画像を見たい建築現場などで特に歓迎されています。今回のミツモア通信では、この鈴木カメラマンに迫ります。

鈴木カメラマンの建築現場の画像は構図もしっかり。撮ったらその場で納品できるので好評
鈴木カメラマンの建築現場の画像は構図もしっかり。撮ったらその場で納品できるので好評

「ミツモアの他とは違うプラットフォームの仕組みに驚きました」

Q,鈴木カメラマンがミツモアに登録したのは4ケ月前です。きっかけは何でしょう?

「プラットフォームのサイトは、すでに他にも登録していました。ミツモアさんのことを知ったのは検索です。ちょっと他とは違うなと思い登録しました。課金が売上ではなく見積もりに対してであること、またポイント制になっているところが他とは大きく違っていて驚きました。」と鈴木さん。

Q.ミツモアを使ってみていかがですか?もう成約した案件はありますか?

「いいところは、さまざまな案件の依頼があることですね。仕事の幅が広がります。初仕事は、ブライダルの写真撮影でした。その後も、短期間で、ピアノの発表会、大規模会場でのセミナー撮影、ビジネス用のプロフィール撮影、学生団体のパーティーなど、いろいろなお客さまの案件を受注できました。

また、見積もりを出すのが5名までというのも使いやすいですね。ただ逆に5名という少人数での競合になることから、見積もり額は迷いますね。」

Q.鈴木さんの場合、見積もりはどうやって決めるのでしょうか?

「これは一般的な話ですが、昨今では、カメラの性能があがったころから、いわゆる駆け出しカメラマンが増えたと思います。そのため、安くてもいいからとにかく仕事がしたいという考えの同業者が増え、カメラマンの依頼相場が値崩れを起こしている気がします。

僕の場合、お客さまのほうで“この値段でどうですか?”という差し値を提案された場合は別ですが、プロカメラマンとしての自信と誇りがありますから、同業者の迷惑になるような見積もりはしていません。」と鈴木さん。

そうですか。プロカメラマンとして譲れない一線があるのですね。

モデルルームの撮影画像。自然な感じで素敵です。
モデルルームの撮影画像。自然な感じで素敵です。

「補正に頼らない技術力が僕の原点。撮った瞬間が最高の写真です」

Q.技術の高さに定評がある鈴木さんですが、どのような修行をされたのでしょう?

「僕の場合、最初はグラビアカメラマンのアシスタントとして、レタッチの仕事をしていました。レタッチというのは、カメラで撮影したままの状態から、写真を修正したり、カメラマンのイメージにより近づけるよう、パソコン上で行う修正作業のことです。今は、撮影した写真を持ち帰ってこのレタッチで補正してからお客さまに納品するというやり方が一般的なんです。そのレタッチの仕事を3年ぐらいした後に、カメラマンとして独立しました」

Q.なるほど。鈴木さんは、その場で納品されていますね?

「はいそうです。現場で絵作り(出来あがりの画像)ができることが、僕の最大のセールスポイントです。たとえば、モデルさんなどの撮影で傷を消したりする場合を除き、僕は、撮った瞬間が最高の写真というスタンスで臨んでいます。その場は不完全な仕上がりでも後で補正すればいいか…では、プロの仕事ではないと思っています。」

Q.補正の必要のないほどの完成度だということですね。そこに至るまでにはどれぐらいの経験が必要でしたか?

「センスもあるでしょうが、とにかくたくさん撮影することですね。僕の場合も、さまざまな場所や条件で撮って腕を磨きました。自然光ならこんなイメージ、こうライティングをこうしたらこんな感じになるなど。

写真の補正をしなくても見た目通りの写真が撮れるように、いろんな場所や条件で写真を撮りましたね。練習の一環として、カメラについているモニターを隠して撮ったりもしました。普通、モニターで確認しながら何枚も撮って写真の完成度を高めていくのですが、僕の場合、モニターを見なくても色とか明るさの数値だけで、写真の出来あがりが判断できます。

実は、以前のレタッチの仕事経験が、カメラマンになった今、生かされているんですよ。色合いのしくみを熟知していますから、カメラでの設定具合が自然とわかる感じです。」

Qとてもすごい技術ですね。それで初めて一人前だと…。

「プロカメラマンとして食べていくと決心した時から、技術だけは誰にも負けないようにと思っていましたから。それか、先輩に怒られたり、失敗しながら、ようやくプロとして自信がついたという感じです。」

Qどんな失敗をされたんですか?

「学校の運動会の写真を依頼された時のことです。お客様としてはフォーカスなどしなくていいから、たくさんの生徒さんを映してほしかったのに、僕は自分の個性で撮ってしまったんです。現場ではお客さまの要望がすべて。現場の空気を読むことが大切だったんだと反省しました。」

Q撮って出しができることの最大のメリットは何でしょう?

「撮影データの持ち出しができない現場では絶対必要です。以前、ミスユニバースの撮影の仕事をやったのですが、撮影したらその場で保存してある撮影データをカメラから抜いて渡すんです。きっと、加工などをしてはいけないなどの規定があるのでしょうね。それと、企業のパーティなども、すぐに欲しいと言われました。その場でUSBに移して納品しました。細かく確認することがないので撮影時間がオーバーしません。2時間で撮ってくれと言われたらきちっと2時間で終了できます。」

自然光の中でモデルさんもいい表情に。
自然光の中でモデルさんもいい表情に。
 

「これからも、いろいろなお客さまと仕事をしていきたいですね」

Q他にプロならでは、というものはありますか?

「やはり、所有しているカメラですね。最高クラスのニコンD5を使っていますし、ニコンのNPS会員1にもなっています。機材に頼るというのではなく、プロとして当然だと思っているからです。極端な話、スマホで撮影したらがっかりするでしょう。お客さまにも納得してもらえるように、カメラやレンズの情報は、きちんとHPにも明記するようにしています。」

*1:プロフェッショナルフォトグラファーを対象にサービス・サポートを提供するニコンの会員組織。会員になるには、NPS会員資格を1年以上保有する1名以上の入会推薦者がいること。撮影を生業としている個人であること。ニコン製一眼レフカメラ3台以上、かつニコン製交換レンズを5本以上所有していることなどの厳しい審査がある。

Q.撮る上で、好きなジャンルなどはありますか?

「ライブ感とスピード感が必要な、ニュースやスポーツなどは興味がありますね。人物を撮るのも大好きです。とにかく、現場にいたい。カメラを構えていれば幸せなタイプなので、いろいろなお客さまと仕事がしたいですね。」

Q最後にメッセージをお願いします

「これはミツモアさんに限らず、プラットフォームを運営する側へのお願いにもなります。これからも、このようなサイトに登録するカメラマンが増えると思いますが、あまり敷居を下げないでほしいと感じています。カメラの性能がアップしても、プロで一生食べていこうとする人間とそうでない人とでは差があると自負しています。線引きが難しいでしょうが、たとえばランク制なども含めて一考してくれるとありがたいですね。」

加工しなくても、歯科医院の清潔なイメージの写真撮影がオーケー。
加工しなくても、歯科医院の清潔なイメージの写真撮影がオーケー。
大きな構図もおまかせ。自然光を活かし、しっかりとイルカのベストショットを捉えます
大きな構図もおまかせ。自然光を活かし、しっかりとイルカのベストショットを捉えます

取材者の知らないカメラの知識や技術をていねいに説明してくださった鈴木様、ありがとうございました。とても勉強になり、また、鈴木さんの技術力の高さを改めて認識したインタビューとなりました。ご協力をありがとうございました。

ミツモアは、プロの皆さまと、そのワザを求めているお客様を結ぶお手伝いをいたします。そして、みなさまと一緒に成長していきたいと思っております。鈴木さんのようなカメラマンに依頼をなさってみたい方は、ぜひご依頼をお待ちしております。

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【取材協力してくださったカメラマン紹介】

■フォトグラファー「SUZUKI HIDETAKA」

鈴木英隆:カメラマン歴10年。グラビア専門のスタジオで2年間アシスタントとしてレタッチ業務を中心に従事。スタジオ独立後プロデビュー。「絵作りは現場でつくる」をコンセプトにし、基本できるだけ写真はレタッチなしでの当日納品。速報性が必要な撮影現場で重宝され、その早い納期が定評で2017年HP開設に至る。

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