「いらなくなったCDを処分したいけど捨て方が分からない」とお悩みではありませんか。
CDはお住まいの自治体のルールに従って捨てる必要があります。
この記事ではCDの正しい捨て方はもちろん、捨てる以外の処分方法やデータ漏えいを防ぐ方法まで詳しく解説します。
CDを捨てるときの分別方法は?
可燃ゴミまたは不燃ゴミとして分類されるのが一般的です。しかし自治体によって異なるので、CDを捨てる前にはお住まいの自治体が定めているルールに従うようにしてください。
CDを捨てる以外に処分する方法は?
CDの状態がよければフリマアプリで売ったり、中古CDショップで査定してもらったりする方法がおすすめです。またCDが大量にある場合は、CDリサイクル業者や不用品回収業者を利用すると効率よく処分することができます。
CDは自治体によって可燃ごみまたは不燃ごみに分類される
CDの主な素材はプラスチックですが、プラスチックごみに分類されることはほぼありません。可燃ごみまたは不燃ごみに分類されるのが一般的です。
プラスチックに分類されるごみは、プラ容器やビニールなどリサイクルに適したプラスチックとして回収されます。しかしCDにはアルミが含まれる場合があるため、「その他のプラスチック」として別の分類になるのです。
多くの場合、CDとプラスチックケースは一緒に分類されますが、自治体によってはルールが違うこともあります。CD本体とケースについて、それぞれの分別方法を確認しておきましょう。
札幌市 | 可燃ごみ |
さいたま市 | 可燃ごみ |
新宿区 | 可燃ごみ |
渋谷区 | 可燃ごみ |
世田谷区 | 可燃ごみ |
町田市 | 不燃ごみ |
立川市 | 不燃ごみ |
横浜市 | 燃やすごみ |
相模原市 | CD:燃えるごみ
ケース:プラスチックごみ |
千葉市 | 不燃ごみ |
大阪市 | 普通ごみ |
那覇市 | 可燃ごみ |
CDの捨て方7選|量と状態で判断しよう
CDを処分する方法は以下の7つがあります。どの処分方法が適しているかは、処分したいCDの量と状態で判断しましょう。
ケース | 処分方法 |
お金をかけずに数枚を処分する | 自治体のごみ回収に出す |
CDの状態がよい
手に入れにくい市販のCDを処分する |
中古CDショップに売却する |
もったいなくて処分できない | 友人にゆずる |
大量のCDを処分する | CDリサイクル業者に依頼する |
状態のよいCDを処分したい人は中古CDショップや宅配買取を利用すれば、お金が入るのでお得です。高価買取の場合、アルバム1枚で1,000円が相場でしょう。
CDリサイクル業者や不用品回収業者は、手間をかけずに大量のCDを処分することが可能です。ただし9,000〜20,000円程度の費用がかかります。
処分方法①自治体のごみ回収に出す
手間やお金をかけずに数枚程度をささっと捨てたいという方は、ごみとして処分するのが手っ取り早いです。
捨てる前にはお住まいの自治体のルールを確認することが大切です。「燃えるごみか不燃ごみのどちらか」「ディスクとケースの分類は一緒か」の2点をチェックしましょう。
処分方法②中古CDショップに売却する
「CDの状態がよい」「限定盤や廃盤など手に入れにくい市販の音楽CDを持っている」という方は、中古CDショップに売却するのがおすすめです。
ショップに持ち込んで査定してもらえば、その場ですぐにお金になります。時間や手間もかからないため、急いで処分したいときに便利です。
【売るときに高値がつきやすいポイント】
まず査定に影響するのはCDの状態です。傷が少ないのはもちろん、付属品がしっかりそろっているかどうかもポイントになります。
手に入れにくいCDも高値がつきやすいです。廃盤や過去に発売された初回限定盤のCD、完全受注生産のCDは入手が困難とされています。
処分方法③宅配買取を依頼する
「近くに中古CDショップがない」「ショップに持ち込むのが面倒」という人は宅配買取がおすすめです。
処分したいCDを梱包し自宅から送れば査定してもらえるため、ショップに行く時間と手間がかかりません。
宅配買取を利用する前には「枚数や種類などの条件」「送料の有無」を確認しておきましょう。条件を満たせば無料で引き取りに来てもらえるショップもあります。
処分方法④フリマアプリで売却する
「それほど急いでおらず、自分の好きな価格でCDを売りたい」という方はフリマアプリがおすすめです。「メルカリ」などのフリマアプリや「ヤフオク!」などのネットオークションを利用すれば、多少なりとも収入になりえます。限定盤や廃盤は高い価格で売れる可能性が高いので狙い目です。
ただし写真を撮ってアップしたり、発送したりする手間がかかります。また出品したからといって必ず売れるという保証はなく、売れるまでには時間がかかるかもしれません。
さらにいざ売れた後に「読み込みができない」「傷・破損が見られる」などのトラブルが発生する可能性もあります。CDの状態をしっかりチェックした上で出品することが大切です。また出品時には、商品状態の説明や画像の添付を詳細に行いましょう。
処分方法⑤友人にゆずる
「もったいなくて処分するのはちょっと……」という方は友人にゆずる方法がおすすめです。昔自分が好きだったアーティストに友人が興味を持ち始めたときなどに、過去のCDをゆずれば喜んでもらえるかもしれません。
無料で手間なく処分でき、友だちにも喜んでもらえるので一石二鳥です。ただし友人が欲しがった場合に限られる方法なので、無理にすすめるのはやめましょう。
「○○のCDが余っているんだけど、もしよかったらもらってくれないかな?」など軽く打診し、相手の反応を見て決めるのが無難です。
処分方法⑥CDリサイクル業者に依頼する
CDを大量処分したい場合、まずリサイクルの専門業者を検討してみましょう。
自治体ではCDをリサイクル対象として回収していませんが、リサイクル業者に依頼すれば、CDは再生されて新たな原料として利用されます。環境にやさしい方法で処分することができるためおすすめです。
CDは無料で引き取ってリサイクルしてもらえるのが一般的です。ただし業者にCDを送る費用は自己負担となるので注意しましょう。
また業者によって引き取り可能なCDの種類は異なります。依頼前にあらかじめチェックしておくことが大切です。
処分方法⑦不用品回収業者に依頼する
処分したいCDの数が多く、分類するのも面倒な場合は不用品回収業者がおすすめです。不用品回収業者なら、CDの種類や中身に関係なく回収してくれます。
回収後の処分方法は業者に任せられるため、自分で分別しなくてもよいのがメリットです。CDの他にも処分したい物があるならまとめて依頼でき、個別に業者を探す手間もかかりません。引っ越し時など、CDだけでなく家具や小物をまとめて処分する必要がある場合には、不用品回収業者を利用するとスムーズです。
ただし9,000〜20,000円程度の処分費用がかかります。中には悪徳業者も見られるため注意が必要です。
ミツモアなら簡単な質問に答えていくだけで、最大5社から見積もりを受け取れます。疑問点なども事前に確認できるため安心です。
CDを処分する前に行うべきデータ漏えい防止策
普通に販売されている音楽CDであれば、そのまま捨てても特に問題はありません。しかし中に画像や文書などのデータが入っているCD-Rは、捨てるときに注意が必要です。
自分が捨てたごみの中からCD-Rを抜き取られたら、他人に情報が漏れてしまう可能性があります。写真や個人情報はどのような形で悪用されるか分かりません。もし会社のデータが含まれていると、大きな問題に発展することも考えられます。
データやプライバシーに関わる情報が漏えいするのを防ぐ方法として、以下の2つがあります。
- 破壊してから捨てる
- 表面に傷をつける
情報漏えいを防ぐ方法①破壊してから捨てる
CDを捨てるときには、物理的に破壊してから捨てるのが安全です。破壊すると機器で読み取ることが難しくなり、情報が外に漏れる心配がなくなります。
CDを破壊する方法としては、ハサミでカットするのが簡単です。手で割ることもできますが、破片でケガを負うリスクがあります。
大量のCDを処分する場合、CDに対応したシュレッダーの購入がおすすめ。ハサミでカットするよりも簡単な上、細かく切断できるのでデータ漏えいのリスクがありません。
情報漏えいを防ぐ方法②表面に傷をつける
破壊するのが難しい場合は、傷を付けて捨てる方法もあります。このとき注意したいのが傷をつける「面」です。
データの読み込みを防ぐには、印刷などが施されている「表面」にカッターなどを使って傷を付けましょう。表面に近い位置にはデータが入っている記録層があります。この記録層に傷がつけばデータの読み込みは不可能です。キラキラした裏面から傷をつけても記録層にまで傷がいかないため、データが読み込まれるリスクは残ってしまいます。
深くしっかりと、数カ所にわたって表面に傷を付けるのがポイントです。不安な場合は、さらにガムテープなどを使って記録層をはがしていきます。
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