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BPMとは?概要と導入するメリット、おすすめのツールを解説

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最終更新日: 2023年02月17日

企業の業務プロセスを最適化するBPMは、業界・業種を問わず多くの企業にとって必要な取り組みです。BPMの基本的な考え方と導入メリット、効率的にビジネスプロセスの改善を実現できるBPMツールを紹介します。この機会に導入を検討してみましょう。

BPMとは?

スタートアップ企業

BPM(Business Process Management)とは、企業の業務プロセスの改善と最適化を目的とした管理手法です。まずはBPMの基本となる考え方と、主な機能を確認していきましょう。

業務プロセスを最適に管理する手法

企業の各部門・部署の業務を一つひとつ分析し、それぞれの課題を修正しながらプロセス全体の最適化を目指すのがBPMの基本です。

各プロセスの詳細な分析を通じて改善すべき点を洗い出し、業務がスムーズに回るように修正を施します。場合によっては、業務フローそのものを見直すケースも珍しくありません。

一度の改善や修正で業務プロセスが最適化されることはほとんどないため、まずは業務の流れを可視化して、PDCAを繰り返します。計測と改善を繰り返すことで、徐々に自社の環境にマッチした業務プロセスを目指すのがBPMのアプローチです。

BPMの機能

BPMは「モデリング」「シミュレーション」「モニタリング」の3つの観点から、企業の業務プロセスを管理します。BPMの実行をサポートするシステムにも、これら3つの機能が実装されています。

  • モデリング機能:業務プロセスを「見える化」するための機能。主にチャートで業務を可視化・整理する
  • シミュレーション機能:改善した業務に問題がないかシミュレーションする機能。実際に業務を回した際に、そのプロセスの目標を達成できるか予測する
  • モニタリング機能:PDCAを回すため、業務プロセスを監視する機能。設計通りにプロセスが実行されているかを確認し、目標の達成度合いを測る

専用のBPMツールやシステムを導入しない場合は、これらの役割をBPMの実践チームや社内の管理システムなどが担うことになります。

ソフトウェア比較のイメージイラスト

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BPMを導入するメリットは何か?

プロジェクトマネジメント

BPMを企業が導入するメリットとしては、何よりも業務プロセスの最適化によるパフォーマンスの向上が挙げられます。ひとつひとつの業務が円滑に進められるようになれば、以下のように意思決定の精度向上や業務コストの削減にもつながります。

スムーズな意思決定を実現

業務全体がBPMによって最適化されれば、社員のパフォーマンスが向上するとともに、各部門・部署の意思決定のスピードや精度も向上するでしょう。

いかなる分野の企業であっても、組織全体の生産性は各部門や部署の意思決定の精度で決まるといっても過言ではありません。

BPMによって業務の優先順位が明確になり、各社員が自らのすべきことに集中できる環境が整えられるので、日常業務をよりスピーディーにこなせるようになるでしょう。

業務コストの削減が可能

BPMは業務フローの整理や改善に加えて、業務コストの削減にも寄与します。通常、各業務プロセスは独立したシステムに支えられている場合が多く、プロセス同士の連携で何らかのそごが起こっているケースは珍しくありません。

そこで各プロセスで横断的に活用できるBPMツールを導入すれば、プロセス同士の連携を担うプログラムを開発・導入するよりも全体のコストを抑えられるでしょう。社員の手間も減らせるため、オペレーションコストの削減にもつながります。

環境に応じて柔軟にプロセスを変更

ビジネス環境の変化に応じて、業務プロセスの変更を迫られるケースも珍しくないでしょう。BPMを導入すれば、柔軟に業務プロセスを変更できます。

細かい業務フローの修正のみならず、ビジネスプロセスそのものの追加や変更にも対応可能です。業務プロセス以外の組織変更や新事業の立ち上げなどにも対応しやすくなるでしょう。

組織全体で環境への適応力が向上するので、多くの企業がBPMを積極的に導入しているのが現状です。

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おすすめのBPMツール

それでは、企業のBPMをサポートしてくれる代表的なツールを紹介します。BPMは海外ベンダーの製品やサービスが中心ですが、日本語対応しているツールも多いので、運用面で苦労することはないでしょう。

Questetra

Questetraはクラウド型の業務プロセス管理システムです。ドラッグ&ドロップでワークフローシステムをノーコード開発できるのが特徴で、ループや分流などの複雑な構造でも、基本的にマウス操作だけでシステム化ができます。

継続的な業務プロセスの改善に取り組みたい企業におすすめで、いわゆるワークフローオートメーションや、DXの推進にも役立ちます。

Questetra

Progress Corticon

Progress Corticonは、AI(人工知能)の技術を搭載しているBPMツールです。

従来、人の手で行われてきた意思決定の一部を自動化できるようになり、業務フローの問題点を検知できるため、業務プロセス全体の効率化・最適化を実現できます。社内のDX化を目指す企業を中心に、500社以上の現場に導入されています。

Progress Corticon

BP Logix / BP Director

BP Logixが展開するBP Directorはワークフローやガントチャートによって業務プロセスを可視化し、企業課題の解決をサポートするBPMツールです。企業独自の業務システムにも柔軟に対応できるのが特徴で、各フローの状況を詳細にモニタリングできます。

ノンプログラミングで業務定義が可能で、複雑な並列業務の進捗管理にも対応できるので、業界・業種を問わず幅広い企業の業務プロセスを改善できます。

BP Logix

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BPMの導入で業務プロセスを改善

ミーティング

BPMの概要とメリットを解説しました。業務プロセスを細かい工程に分解し、改善すべきポイントを洗い出せるBPMは、環境の変化に応じて柔軟に業務プロセスを変更・改善できるのがメリットです。

ただし、業務プロセスの改善は時間がかかるのが常であり、すぐに成果が出ないケースも多いので、根気強くPDCAを回すのが前提となります。

BPMをサポートするツールやシステムも数多くリリースされているので、うまく活用しながら業務プロセスの改善に励みましょう。

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