「パソコンから電話したいが、方法がわからない・・・」「SkypeやZoomだと番号を周知するのが面倒」とお悩みの方もいるかもしれません。
そこで本記事ではパソコンから電話をかける方法を詳しくご紹介。パソコンと電話を連携するとできることや、おすすめのサービスも解説します。ぜひ、パソコンで電話をする際の参考にしてください。
パソコンから電話をかける方法
パソコンから電話をかける際には「スマホとPCを連携させる」「IP電話アプリをインストールする」「クラウドPBXを導入する」といった方法があります。
スマホとPCを同期させる
Windows PCやMacを手元のスマホと同期すると、スマホと同じ番号を使ってパソコンから発着信ができます。
Windows PCの場合、Bluetooth機能でスマホを同期することでパソコンからの発着信が可能です。AndroidスマホまたはiPhoneに届いた通知の確認や通話、メッセージへの返信といった基本的な操作をパソコン上で行えます。
一方Macを使う場合は、パソコンのFaceTime機能からワンクリックで発着信が可能です。FaceTime機能を利用する際には、Macと同じApple IDでサインインした同期済みiPhoneを近くに用意する必要があります。
スマホとPCを同期させる通話方法では、スマホのモバイルデータ通信を利用した通話と同じ扱いになり、通話料が発生します。
IP電話アプリをインストールする
「IP電話アプリ」は、パソコンやスマートフォンでの音声通話が可能になるアプリです。基地局を介したアナログ線を使う通常の電話とは異なり、インターネットの通信回線を使うのが特徴です。
IP電話アプリではスマートフォンや会社の固定電話といった既存の電話番号とは別に、新たに電話番号が発行されます。そのため、プライベートの電話番号や社内で共有している電話番号との使い分けをしたいときにも便利です。
ほとんどのサービスがアプリをインストールするだけで利用できるため、スピーディーに導入できるのもメリットといえます。費用感もリーズナブルです。
クラウドPBXを導入する
「クラウドPBX」は外線との接続や内線同士の接続を管理するクラウドサービスです。IP電話アプリと同様にインターネット回線を使用しており、パソコンからの発着信を可能にします。
現在利用している電話番号を使い続けられるうえ、別々の場所にいる社員間での内線通話の転送など、ビジネスに役立つ機能が満載です。録音や顧客管理などの豊富な機能を有するクラウドPBXサービスもあります。
クラウドサービスなので社内での共有がしやすく、従業員が多い企業でも本格的な通話システムを低コストで構築できるでしょう。
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パソコンと電話を連動するとできること
パソコンと電話を連動すると、場所を問わず電話対応ができたり、パソコンを内線と外線の代わりとして使えたりします。
場所を問わず固定番号での発着信ができる
スマホとPCを同期させた場合、スマートフォンを使う際と同じ電話番号にて発着信できます。電話を受ける相手の立場から見て、誰からの着信かわかりやすい点で親切です。
クラウドPBXでは従来の固定番号を使い続けることも、新たな番号を取得することもできます。場所を問わず代表番号から発信したり、社内から通話の転送を受けたりと、リモートワークの促進に打ってつけです。
IP電話アプリに関しては新たに電話番号が発行され、社用の固定番号を新たに取得したい場合に向いています。サービスによっては複数の電話番号を取得でき、用途に応じて使い分けが可能です。
パソコンから留守番電話を確認できる
外出中やパソコンでの作業中に、スマホに切り替えずともパソコン上で留守番電話を確認できます。
受話器やスマホ端末を手に持つ必要がなく、録音内容を聞きながらメモを取るなどの効率UPに有効です。
内線発信や外線との接続、電話転送ができる
パソコンを内線発信や外線との接続、電話転送などに活用できます。オフィス外で使える内線電話でリモートワークを促進したい場合や、業務効率を向上したい場合に打って付けです。
社員に対して新しい端末や電話機を配布する必要はありません。社用の携帯電話やスマートフォンを社員一人ひとりに用意するより、低コストで内線の導入を実現できます。
スマホを見ながら通話できる
パソコンから発着信を行うことで、通話中にスマホの画面を見ることができます。チャットで送られてきた画像やURLなどをチェックしたり、SNSをチェックしたりなど、会話相手との情報共有が一段としやすくなるのがメリットです。
スマホや外部システムとの連携で利便性が上がる
IP電話アプリやクラウドPBXを介して、パソコンとスマホやスマホアプリ、そのほかのさまざまなシステムを連携できます。
たとえばパソコンで保存した留守番電話は、スマートフォンからも確認可能です。サービスによっては留守番電話が保存された際に、LINEなどのチャットアプリで通知してくれる機能もあります。
電話帳をパソコンで確認したり、通話内容を録音して顧客情報と結び付けたりと、データの管理も円滑になります。IVR(電話自動応答サービス)と連携すれば、転送の手間削減にもつながるでしょう。
パソコンで電話の発着信ができるサービス5選
パソコンで電話の発着信ができるおすすめのサービスを5つ紹介します。
「MOT/TEL」実績のあるハイスペックPBX
- サブスク型で違約金なしで柔軟に契約・解約が可能
- 専用クラウドサーバーで通信負荷なく高品質な通話
- アプリを使って複数の電話番号を一元管理
「MOT/TEL」は官公庁や上場企業を含む2万7,000社以上に導入され、15年以上も開発実績があるクラウドPBXサービスです。毎月定額制のサブスク型で、違約金なしでいつでも解約できるため、はじめての導入やお試し利用に適しています。
地域ごとに専用のクラウドサーバーを設置し、通信負荷を軽減することで高品質な通話を実現しています。
また専用アプリを使って発信番号を切り替えられるため、ひとつのデバイスで複数の番号を使い分けることが可能です。20内線まで月額5,478円(税込)と業界最安級の価格で提供されています。
初期費用 | 2万9,800円~ | 月額料金 | 4,980円~ |
無料トライアル | ◯(無料デモ) | IVR機能 | ◯ |
CRM/SFA連携 | ◯ |
「トビラフォン Cloud」PBXを簡単・迅速に導入可能
- クラウド型ビジネスフォンで設備不要だから低予算での運営が実現
- IVRやグループ着信など電話運用の効率化に役立つ機能が豊富
- SalesforceやSanSanなど外部システムと連携し管理工数を大幅削減
トビラフォンCloudは代表番号や支店番号、部署番号、社用携帯などをすべて一元管理できるクラウド型ビジネスフォンサービスです。
リース料金や電話転送料金、拠点間通話システム、工事費用が一切発生しないので、月額3,300円(税込)から運営が可能です。
500万件以上の事業者データベースで、電話帳登録がなくても相手先の表示が可能です。迷惑電話フィルタリングやIVR、グループ着信など、電話対応や管理の効率化に役立つ機能を搭載しています。
SalesforceやSansan、Teamsなど多くの外部システムと連携できるため、顧客情報の転送や確認もスムーズにおこなえます。
初期費用 | 3万3,000円~ | 月額料金 | 3,300円~ |
無料トライアル | ◯(5日間) | IVR機能 | ◯ |
CRM/SFA連携 | ◯ |
「Skype番号」コストパフォーマンスの高い電話アプリ
- 1アカウントで最大10個の電話番号を保持できる
- 通話料金込みで月額1,000円以内のプランあり
- 世界25の国と地域で利用可能
「Skype番号」は、ビデオ通話サービスとして名高いSkypeが提供するIP電話アプリで、1アカウントにつき最大10個まで電話番号を取得できます。
国別コードや市外局番の設定により、国内外の発信者がローカル料金内で気軽に通話が可能です。通話料込みで月額1,000円以内に抑えられるプランがあり、はじめて利用する場合は1カ月の無料期間がついています(※)。
世界25カ国で利用でき、海外進出している企業との相性がよいのも特徴です。また別の電話番号への通話の転送もできます。
※Microsoft(2024年4月時点)
初期費用 | 0円 | 月額料金 | 485円~ |
無料トライアル | ◯(1ヶ月間) | IVR機能 | ‐ |
CRM/SFA連携 | ‐ |
「vphone+」03や0120で始まる番号も使える電話アプリ
- スマホから固定電話番号で架電・着電できる両用型CTIシステム
- 通話履歴や録音データをWeb上で管理し、顧客対応を円滑化
- 050・03・0120番号の取得と複数人での共有が可能
vphone+は、スマホから簡単に架電・着電できる両用型CTIシステムで、専用アプリを使って固定電話番号を利用可能です。架電効率のアップも期待でき、導入後に架電件数が5倍アップ、有効コール数5倍アップ、オペレーターの待機時間4割ダウンといった事例もあります(※)。
テレワークや社外でも自社の番号を使え、050や03、0120からはじまる番号を取得して複数人で共有できます。
通話音声と連携できる顧客管理システムを搭載しているため、顧客情報の管理も円滑化できます。項目のカスタマイズ性が高く、自社に特化した管理画面を設定可能です。
※SD Research and Development 株式会社(2024年4月時点)
初期費用 | 要問合せ | 月額料金 | 要問合せ |
無料トライアル | ◯(無料デモ) | IVR機能 | ‐ |
CRM/SFA連携 | ◯ |
「IVRy」豊富な機能で業務効率をアップ!
- 累計12,000件の豊富な導入実績
- 受電メモ・自動文字起こしなど機能が豊富
- 1カ月の無料トライアルで使用感が試せる
IVRyは、自動応答サービス(IVR)に電話機能が搭載されたサービスです。累計12,000件、導入エリア47都道府県、導入業界80以上の実績があります(※)。
受電メモやメール・チャットでの着信通知、留守番電話、通話録音、AIによる自動文字起こし、顧客管理、SMSの自動返信など、業務を効率化する機能も豊富です。IVRのガイダンスは録音だけでなく、AIの音声でも作成できます。
さらにSMSでメッセージによる案内や、地図の送付にも対応。電話対応に追われてメインの業務がはかどらない場合や、人手不足に悩まされている企業におすすめです。
月額3,300円(税込)から利用でき、1カ月の無料トライアル期間もあります。
※株式会社IVRy(2024年4月時点)
初期費用 | 0円 | 月額料金 | 3,000円~ |
無料トライアル | ◯(1ヶ月間) | IVR機能 | ◯ |
CRM/SFA連携 | ◯ |
パソコンからの電話で作業効率を向上しよう
パソコンから電話をかける代表的な方法としては、スマホとの同期やIP電話アプリ、クラウドPBXなどが挙げられます。
これらのサービスを使えば、外出先でも仕事用の電話番号で発着信が可能です。スマホやアプリ、そのほかのシステムとも連携でき、業務効率のアップが期待できるでしょう。
自社に適したサービスを選ぶためには、導入目的とそのために必要な機能を明確にしておくことが大切です。
自身にぴったりの方法を見つけて、パソコンからの電話による生産性向上を目指しましょう。
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クラウドPBXは製品によって特徴や機能もさまざま。「どの製品を選べばいいかわからない・・・」といった方も多いのではないでしょうか。
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