引っ越しの前日に何をしておくべきか?
前日にやっておくべきことは「梱包作業」「業者への確認連絡」「大型家電の運搬準備」です。冷蔵庫の中身は前日までに空にして電源を切っておくのが理想です。
梱包作業のポイントは?
梱包時に段ボールに番号と中身を書いておくと、引っ越し業者に指示がしやすいのでおすすめです。
前日にやっておくべきことは「梱包作業」「業者への確認連絡」「大型家電の運搬準備」です。冷蔵庫の中身は前日までに空にして電源を切っておくのが理想です。
梱包時に段ボールに番号と中身を書いておくと、引っ越し業者に指示がしやすいのでおすすめです。
ここからは引っ越しの前日にやることを解説します。焦らず安心して引っ越し作業をスムーズに終わらせるために以下に示すことを終わらせておきましょう。
以下、これらの作業を詳しく解説します。
引っ越し当日に業者に運んでもらう荷物は段ボールなどにまとめて梱包しておきます。
業者の人が来たときに梱包作業が終わっていないと、追加料金を払って梱包作業を手伝ってもらえる場合もありますが、最悪の場合キャンセル料を支払って別日に変更になる可能性もあります。
また、引っ越し当日に使うものや、当日の手荷物に入れておくものは梱包しないように注意してください。梱包してはいけないものの例を示すので参考にしてください。
手荷物として持ち運ぶものを準備する際は、小旅行に行く時に用意するものをイメージすると良いでしょう。
引っ越し作業をしやすくするために、梱包作業の段階で2つポイントがあります。
引っ越し作業中に紛失が起こっても気づけるように、あらかじめ段ボールの数を把握しておくとよいでしょう。段ボールの中に何が入っているのかも一緒に書いておくと、荷ほどきのときに便利です。
例えば、1~5番までをリビング、6~10番までを2階というように場所ごとに段ボールの中身をまとめると、新居に引っ越してからの作業が楽になります。
また、引っ越し業者の人に運んでもらう際にも番号が振ってあると指示がしやすくなるでしょう。
梱包作業のほかに、前日にやることは引っ越し業者や管理会社への連絡です。電話をして明日のスケジュールの確認をしておきましょう。確認することは以下の事項です。
時間通りに来てくれないという事態を防げるだけでなく、何時から運搬作業を始めるかわかっていれば準備もしやすくなります。
引っ越し当日の作業は荷物の出し入れだけではありません。住んでいた家の退去手続きや電気・ガス・水道の立ち合いが、運搬の時間とかぶるケースもあります。運搬作業に支障が出ないように、確定した予定は双方で共有しましょう。
運搬するとき引火による事故が起こらないよう、石油ストーブの灯油も前日に抜いておかなければなりません。灯油が残ったままのストーブは「危険物」となり引っ越し業者が運搬できないのです。
冬場であれば前日までに中の灯油を使い切るのが、最も簡単な方法でしょう。余った灯油はタンクに移して処分します。
周囲に灯油を必要としている人がいれば譲り、引き取り手がいなければ灯油販売店やガソリンスタンドに持っていって買い取りを依頼するのがおすすめです。
引き取り可能な店が近くにない場合は、不用品回収業者へ引き取りを頼みましょう。業者探しには最大5社の一括見積もりを無料で取れる、ミツモアの利用が便利です。簡単な入力で複数社から相見積もりを取れます。
引っ越しの運搬時に故障や事故が起こらないよう、前日までに運搬のための準備が必要な電化製品は以下です。
それぞれにどのように準備が必要なのか次からの各見出しで詳しく説明します。
冷蔵庫や洗濯機では、水抜き作業が必要です。どちらも水が内部に残った状態で運搬をすると、水漏れを引き起こしてしまいます。
水漏れすると退去する家や新居の床を水浸しにしたり、精密機器にかかって故障させたりするなど、思わぬトラブルを引き起こしかねません。水を抜いてから水分をしっかり乾燥させる必要があるため、前日から当日にかけて終わらせます。
水抜きの際には冷蔵庫の中身を空にして電源を落とす必要があります。引っ越し直前まで冷やしておきたいものがある場合はクーラーボックスを用意しておくとよいでしょう。
水抜き作業までの手順は、
です。各作業のポイントやタイミングなどを詳しく知りたい人は、以下の二つ記事を参考にして作業を進めてください。
冷蔵庫は中にある水を冷やすことで冷却しています。そのため引っ越しの前に、この水を排水する必要があります。
また、冷蔵庫は種類によって、この水がたまる場所が以下のように違います。
自分の冷蔵庫がどのタイプなのか確認して作業を行ってください。
なお、受け皿がないタイプの場合は電源を切って、霜が取れるのを待つだけでOKです。
溶けた霜で周囲が水浸しにならないように、タオルを敷いておくとよいでしょう。
水受けトレイの場合
水受けタンクの場合
冷蔵庫を傾けるときは安全のため、2人以上で作業するようにしてください。
洗濯機も同様に故障を防ぐために、給水ホースと排水ホースの水を抜く必要があります。
準備するものは、排水を入れる容器と水分を拭き取る布です。
<手順>
詳細は、取扱説明書の記載内容を確認してください。
また、運搬する前にホースは外しておくようにしましょう。
エアコンを引っ越し先に持っていくなら、取り外しの作業が必要になります。業者を迎えるにあたって、注意すべき点を解説します。
エアコンを取り外すときは、室内機と室外機をつなげている配管パイプを取り外します。
エアコンを取り外し作業の直前まで使用していると、パイプの中に冷媒ガスがたまったままの状態での作業となるため、作業時にガスが大量に漏れだす可能性があります。
エアコンを4~6時間停止していれば、冷媒ガスは室外機に戻って留まり、作業時のガス漏れの量を抑えることができるのです。
ガスが大量に漏れると、取り付けたときにエアコンが効かず、ガス補充の費用がかかることになるため、エアコンは取り外し作業の4~6時間前には切るようにしましょう。
ただ、事情によってはどうしてもエアコンを作業直前まで切ることができない人もいるでしょう。そんな時は、エアコンを取り外すときにガスを室外機に強制的に戻す、ポンプダウンという作業が行なわれます。
ポンプダウンを行えばエアコンを直前まで使っていても問題ありません。
ただし、ポンプダウンにはリモコンが必要なので、運搬用の段ボールに他の荷物と一緒に梱包しないように注意してください。
取り外しの直前までエアコンを使用し、すぐに運搬の作業を行うと、エアコンの内部に水分が残り、故障につながる可能性もあります。
そのため、なるべくエアコンの取り外しは引っ越しの前日に行うか、引っ越し直前までのエアコンの使用は控えるようにして水分をエアコンの内部に残さないようにすることをおすすめします。
荷物の運搬を引っ越し業者に依頼をしていても、当日は移動も含めてしなければならない作業が多くあります。前日は次の日に備えた過ごし方がおすすめです。
できるだけゴミを出さないよう家で食事を作らない、十分に眠って体調を整えるといった工夫をしておけば、万全な状態で引っ越しに臨めるでしょう。
引っ越し前日に料理を作ってしまうと、生ゴミが出るだけでなく食器の梱包も遅れてしまいます。前日は外食かコンビニ・スーパーで買ったお弁当で、食事を済ませるのがおすすめです。
掃除をする箇所を減らせるのも、前日に料理をしないメリットです。キッチンやコンロが汚れると掃除に手間がかかるため、前日にはできるだけ使わないようにしましょう。
可能であれば3日前を目安に生活規模を縮小し始め、食事を外食やお弁当・総菜に切り替えていくと調理器具の荷造りがスムーズです。
意外と忘れがちなのが当日の新居までの移動方法です。
引っ越し業者が荷物を運搬したけど、届け先に誰もいなかったということがないように、当日の移動手段をあらかじめ考えて、必要ならばチケットの手配なども済ませておきましょう。遠方であれば、自動車や電車、飛行機など様々な手段があります。余裕をもって準備しておきましょう。
引っ越し当日は何かとバタバタして体力を使うので、前日は睡眠時間をしっかり確保しておきましょう。部屋がガランとしていたり引っ越しの緊張が大きかったりして、寝付きが悪くなるかもしれません。普段より早めにベッドに入るのがおすすめです。
寝る3時間前までには食事を済ませ、刺激の強い音楽や動画などのコンテンツを避けると、寝付きがよくなるといわれています。
前日まで最低限の寝具は荷造りしないのもポイントです。床で寝ても体力が回復しない可能性があるため、寝具は前夜に使ってから当日の朝に梱包しましょう。あらかじめ布団袋などの梱包材を用意しておくと、業者が来る前に慌てる心配がありません。
引っ越し作業では様々なごみが出ます。当日処理に慌てることなく余裕をもって前日までに処理をしておくことが大切です。
引っ越し作業で出たゴミの処理方法を詳しく解説している記事を載せておくので参考にしてみてください。
引っ越し作業で一番時間がかかるのが荷造りです。早くから計画的に荷造りを進めていないと直前になって終わらない!という事態になりかねません。
しかし、どうしても時間を取ることができず、梱包作業が終わらないまま前日を迎えてしまったという人もいるでしょう。
そんなときの対処法や、当日までに終わらなかった場合のどうなるのかを解説します。
細かい荷物は後回しにして、業者にしか頼めないような大型の家具や冷蔵庫や洗濯機などの家電製品を先に梱包することをおすすめします。
大きな荷物だけでも梱包を終わらせておけば、当日は業者に大型の荷物だけを頼んで、未梱包の細かい洋服や小物などはあとから自分で車などを使って運び出すこともできます。
荷造りが間に合わないとわかったら早めに引っ越し業者に連絡することがポイントです。
相談して、業者のスタッフを増やしてもらい荷造りや梱包を当日手伝ってもらうなど、料金は発生しますが、追加サービスを受けられる可能性もあります。
もしくは日程を変更してもらうという方法もあります。特に引っ越しの繁忙期はスタッフの増員は難しいことも多いです。日程を延期する場合は、前日だとキャンセル料金がかかってしまうことがほとんどなので、3日前には連絡するなど早めの対応をおすすめします。
引っ越し代行サービスは梱包作業を手伝ってくれるサービスです。運搬などの力仕事は含まれないため、女性スタッフの動員も多く、一人暮らしの女性の方でも安心して依頼することができます。
標準運送引越約款では、「荷送人は、荷造りをしなければならない」という決まりがあります。そのため、当日に梱包作業が終わっていなければ、引っ越し業者はキャンセル料金を支払わせ、強制的に運搬作業をキャンセルにすることも可能です。
梱包作業の7割程度が終わっていれば、荷物にダメージがあることが前提で手伝ってくれることも多いですが、スケジュールが遅れるなどの迷惑がかかるので、梱包作業は早めに始めて計画的に終わらせるようにしましょう。
引っ越し作業は当日やることが多いため、事前にできることは前日までに済ませておきましょう。とくに洗濯機と冷蔵庫の水抜き・ストーブの灯油抜きは、前日までに終わらせておくのが基本です。
荷物の数と貴重品や手荷物の場所・業者のスケジュールを確認しておけば、当日の引っ越しで手間取りません。
前日は当日に慌てたり体力不足になったりしないように、外食やお弁当で食事を済ませる・睡眠時間を確保するという過ごし方を心掛けましょう。
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