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出張着付けみゆき 森氏:Webを介しての着付けだからこそ、コミュニケーションの工夫が大切です

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最終更新日: 2019年03月29日

30年という経験を持つベテラン、着付け出張「みゆき」代表の森幸子さんは関西を中心に出張着付けで日々奔走されています。ミツモアに登録してから約2年、成約率は30%に迫る高い水準で、たくさんのお客様に出会っていただきました。
なによりもWeb上のマッチングサービスの特徴は、当日までお互い初対面同士であること。そうした状況下でもお客様側とプロ側、双方満足のいくような着付けを完成させるためには、どんな工夫が必要でしょうか。コミュニケーション上のポイントも含めて森さんにズバリお聞きしてみました。

お客様の負担をできるだけ軽くするよう、着付けは30分で完了します

Q森さんが得意とされているのはどんな着付けでしょう?

私の着付けの特徴はまず、時間が短いことです。着付けだけでしたら30分で完了します。ヘアとあわせても1時間で終わるように心がけています。大切な儀式や宴席の前というのは、できるだけ余分な時間をなくしたいものでしょう? 特に早朝となるとお客様自身の負担も大きいですよね。そんな負担をできるだけ軽くしてあげたい、と思いながら仕事をしています。美容院でお願いすると、ヘアをやり終えてから着付けとなるのでトータルで2時間程度かかることもしばしばです。私の場合は、例えばお客様の髪にカーラーを巻いた段階で今度は襦袢の着付けに入る、といったように、ヘアと着付けを同時並行で進めていく工夫をしています。もちろん、時間は短くても着付けの質は保っていますよ。お客様の多くが「長時間でも着崩れしなかったし、食事をしていても楽だった」とおっしゃってくださいますし、「着物ってこんなに楽だったの?」と驚かれる方も多いですね。「着ていて楽」な着付けは可能です。衣装として「楽」であるということはとても大切だと思います。

また私の得意技として、振り袖の帯でしたらいろいろなパターンの変わり結びをご提案できます。
お太鼓の帯でしたら、年齢や身長によって太鼓部分の大きさに変化をつけるなど、お客様によって細かくカスタマイズすることも可能です。着たいけれどどうしたらいいのかわからない、という方々の「困った」に対処し着物ファンを増やしていきたいと思っています。

Q楽な着付けを可能にする技術には、ご自身の経験も生かされている?

そうかもしれません。最近は美容院などでもスタッフ自身が着物を着ないとか、成人式の帯の結び方の講義を受けてテクニックは持っているけれど、長時間着たことがないという人が着付けをするケースもあるようですね。私は着物が大好きですし自分で着るので、どこを締めると苦しいか、どこをしっかりと締めないと着崩れるのか、といったポイントを当事者として実感しています。それをもとに楽な着付けをできたらな、と思っています。

複数のマッチングサービスを使いながら試行錯誤しています

Qミツモアでは成約率28%と成果をあげていらっしゃいますね。効率良くお仕事を獲得できているのには、なにか秘訣があるのでしょうか?

私は自分自身のホームページ、ミツモアさん、そして他のマッチングサービスにも登録しています。ミツモアさんと他のマッチングサービスとの違いについてはまず、プロが支払う手数料が安い、ということですね。また、最大5人のプロが応募できるシステムなので、他のプロとの案件の進行具合の差や価格の差を比較しながらどうすれば成約するのか、自分なりに考えることが出来ます。
着付けの仕事は卒業式や入学式、結婚式、成人式、お宮参り、七五三の祝着と、儀式に出る際の依頼が中心ですので、時期が重なり予約が集中してしまいがち。着付けしてあげたいのに、お断りしなければならない点は悩みであり課題ですね。
私の場合、他のマッチングサービスには「この日は受けられません」と繁忙期の日程を明記して予約をブロックしています。予約状況は日々変化しますし、ミツモアさんではこちらが柔軟にキャンセル状況などを見つつスケジュール調整をすれば、隙間なく仕事を得ることが可能です。それぞれのマッチングサービスの長所を生かしつつ、活用させていただいています。

Qミツモアでは、出張着付けに関して依頼者がプロを直接指名できる仕組みを開始しました。「ご指名方式」を使った感想についてもぜひ教えてください。

これまでは依頼される方が質問項目に答えて、それをプロが見て応募し、やりとりが始まる、という流れでした。けれどご指名方式はそれよりもぐっとシンプル。私のプロフィールや写真、価格などを見た上で指名を受けることができます。こちらが指名されればすぐに依頼者とやりとりできますので手間が省けて助かります。そもそも、「あなたにお願いしたい」とプロとして指名されるのは嬉しいことです。ただその一方で、指名方式だとより一層「この日にお願いしたい」という日時限定の依頼が多くなりがちで、残念ながらお断りするというケースもありました。

着物は非日常の装い。だからこそコンサルタント的なサポートが求められています

Qミツモアで成約した依頼者様の中から、その後リピーターも出ていますか?

着物は年に何度も着る機会は少ないのでリピーターという意味とは少しずれるのですが、一度着付けをしてくださった依頼者様がご友人に紹介してくださることは多いですね。卒業式に着物で出席された依頼者様が、ママ友たちに口コミしてくださったり。「着物姿で子どもの晴れの日を迎えたい」という要望は、以前にも増して高まっているように感じます。「ネットで着付けが頼める」という情報が浸透したこともあるのでしょうか、実際に卒業式や入学式に着物で出席される方の姿が目立つようになってきた印象がありますね。

Q依頼者様はどんな方が多いでしょう?

ご自身が卒業式に出るといった若い層だけでなく、子どもさんの入学式に着物で出たいという中年世代、お孫さんの結婚式に、というシニアの方からのご依頼もありますよ。シニアの方はネットをしないのでは、と不思議に思われるかもしれませんが、実はその娘さんがミツモアを使って代わりに依頼を出す、といったケースも結構あるんです。

Q 依頼に応募する際、また依頼者様とのやりとりで何か意識していることはありますか?

メッセージの文章についてはとにかく丁寧に、相手の立場に立って書くように心がけています。また、着付けの予約日の直前には再確認のため、必ず連絡を入れています。直接面識がない相手ですから、ご安心いただくための重要なステップだと思っています。また、最初の応募チャットでは日程的な問題で成約できなかったものの、その後成約につながるというケースもありますので、たとえ成約できなくても丁寧に返信をするようにしています。

Q 当日までのうちあわせはメールやチャットが主ですか?

私の仕事の仕方として、電話番号がわかる場合は極力、お電話にて直接話をするようにします。というのも、着物って今の時代には「非日常」ですから。着物を着たい、という漠然とした要望はあっても、それ以上具体的なことはよくわからない方も多いんですよ。「質問したいけれど、何をどう聞いていいかわからない」というお客様もいます。でも、直接お話をすると、ふと気になったこと、わからなかったこと、疑問点などを口に出してくださるのね。だから特に「着付け」という仕事に関しては会話が大切です。声から私という人間についても読み取っていただければ、当日初めてお会いする相手でも円滑に物事が進むことになります。
Webを介しての出会いだからこそ、よい結果を生むためには、コミュニケーションの工夫がとても大切だなと感じています。

出張着付けみゆき - 大阪府大阪市住之江区

30分以内で完了し「楽に」「美しく」「着くずれしない」をモットーにした着付けで3 0年以上の実績を持つ。着付け後の着物のマナー等もアドバイス。美容室や貸衣装店とも契約、着付け教室も主宰している。