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ポイントは、ミツモアをどのような位置づけで使うのか明確にすること:行政書士・藤井祐剛先生

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最終更新日: 2019年06月11日

CALICO LEGAL(キャリコリーガル)行政書士事務所の藤井祐剛さんは、増えつつある外国人のニーズに応え、就労ビザ申請、永住許可申請、外国人の会社設立などの分野に力を入れています。

マッチングサービスを使うのはミツモアが初めて、という藤井さん。ミツモアをどのような役割として位置づけ、活用するのか、さまざまな試行錯誤があったそうです。その過程を率直にお話しいただきました。

ミツモアは地域の専門家と助けを求めている人をつなげる社会インフラ

Qミツモアに登録されたきっかけは?

藤井:ミツモアさんから「登録してみませんか」というメールをいただいたことがきっかけです。似たようなお誘いのメールは時々入ってくるのですが、ミツモアさんのサービス内容を見て、他社とは少し違う雰囲気を感じて興味を持ちました。あまりビジネス的にギラギラしていないというか、事業者、依頼者、ミツモアの三者のバランスが良い印象で、私が仕事で大事にしていることと合いそうな気がしました(笑)。

Qありがとうございます。ミツモア創業のねらいのひとつは、地域で仕事をされている個人や中小事業者の方々のビジネス機会を広げることでより地域を盛り上げていきたい、という点にあります

藤井:それは今の日本にとって大切なテーマだと思います。ミツモアの場合、プロが見積もりを出す時に手数料を払えば、依頼者には負担なく、つながることができます。依頼者は5人のプロの中から相性が良いと感じる人を選ぶことができ、まさに「マッチング」を重視したサイトという感じがします。サイトの運営会社だけが大きく儲けるビジネスというより、地域の専門家と、専門家に助けを求めている人をつなげる社会インフラに近いように思います。

Q藤井先生の得意分野は、外国人のビザ申請等ですね。

藤井:はい、外国人のビザ申請や永住権取得等のお手伝いをすることで、日本と外国の方々の橋渡し役になりたいと考えています。2019年4月から外国人の受け入れを拡大する新しい在留資格「特定技能」の運用が始まり、単純労働者の受け入れが認められるようになりました。また、日本の大学・大学院を卒業した外国人の方は、「特定活動」の在留資格で職種を問わず就労できるようになる動きもあります。これまで建前上は外国人の受け入れに消極的だった日本にとって、大きな変化だと思います。今後、これまで以上に多くの外国人が日本にやって来るでしょうし、留学生が卒業後に正社員として働くキャリアの選択肢が増えたり、さまざまな形で国際化がより一層進むはずです。

しかし、日本の行政制度を外国の方の目から見てみるとどうでしょうか。手続きは大変複雑で、どこの窓口に相談すればよいのかといった情報もわかりにくい。例えば、日本に10年間住み、いよいよ永住権をとりたいと考えた段階で、実は条件が揃ってなく夢がかなわないという方もいます。来日した最初の段階で、日本で何をしたいのか、ある程度の見取り図をプロが聞き取って、必要な条件について情報を伝えていれば、結果は変わっていたかもしれません。せっかく日本を選んで来てくれるのだから、「来てよかった」、「日本で働いて幸せだった」と思って欲しい。そういう気持ちで、仕事に取り組んでいます。

ひとりでは解決できない問題を抱える人と専門家をつなぐ架け橋に

Qミツモアに登録してみた感触はいかがでしょうか?

藤井:はじめてミツモアから見積もりを出した時は、相談者の方から返信をもらえませんでした。「なぜだろう?」と理由を考えてみると、相手が知りたいことをきちんと伝えていなかったことに気づきました。見積りと一緒に送るメッセージの内容を考えたり、ミツモアのプロフィール欄を充実させたり、事務所のホームページを見やすくしたり、細かい修正を繰り返しました。そうするうちに、段々と返信をいただけるようになりました。

Qなにかコツのようなものがありますか?

藤井:私が取り組むビザ申請は、依頼者のその後の人生に深く関わることです。集客のテクニックを磨くのではなく、丁寧な仕事を真摯にやり続けることに尽きると思います。パソコンの画面の向こう側には、手助けを求めている相談者がいる。そのことを忘れずに、ただ見積りの金額を提示するだけでなく、応募時に把握できる案件の情報からお客様が何に困っているのか?を想像して、解決への道筋をわかりやすく伝えるようにしています。そのとき、「情報の出し惜しみをせず、わかることは全部伝える」ことを心掛けています。

プロによっては「契約前にノウハウを出してはいけない」と考える人もいると思います。でも、私はまず、出会いを大切にしたい。ご縁ができて相手の一助になることで、そこから自然に仕事が生まれてくるというのが理想です。なかなか理想通りに回っているわけではありませんが、今では、見積りを出した案件の7~8割ほどは依頼者との面談まで進んでいます。

「安かろう悪かろう」のサービスを避けるために

Q78割というのはプロの中でも非常に高いと思います。一方、価格についてはどのような提示の仕方をされていますか?

藤井:ミツモアは相見積もりを届けるサービスですので、相談者の方は、他のプロが出す価格と比較をします。だからといって、専門家同士で価格競争をして「安かろう悪かろう」のサービスを生み出すことは避けなければいけません。ビザ申請の仕事でいえば、依頼者からのヒアリング、申請書類の作成のほか、2回は東京入国管理局に行くことになります。仕事の工数から価格を計算して、依頼者の方が納得してくださるまで、包み隠さず丁寧に伝えるようにしています。

案件の中には、申請が不許可になったケースなど、どうしても力になりたい方やチャレンジしてみたい仕事もあります。そういうときは、価格を低めに抑えて見積りを出すこともあります。大切なことは、自分がどんな仕事をしたいのか、どんな仕事なら価格に関わらず受けるのか、といった基準をしっかりと持つことだと思います。

Q藤井先生は行政書士のお仕事の中で、ミツモアをどんな位置づけとして考えていますか?

藤井:私の場合、ミツモアは、専門家に助けを求めている方と専門家をWEB上でつなぐ架け橋のようなものと位置づけています。ミツモアだけで全てが解決するわけではなく、手数料を支払って最初の入口を作っているという意味では、リスティング広告の役割に近いのかもしれません。

ミツモアにプロとして登録して案件に応募すると、自分ひとりでは解決できない問題を抱える様々な方に出会い、自分の連絡先やプロフィール、事務所のホームページなどを見てもらえる機会が生まれます。これから登録される方は、自分の仕事全体の中でミツモアをどのような位置づけで使うのか、目的を明確にすることは大切なポイントだと思います。

行政書士は依頼者の考えを整理し解決に導く専門家

Q外国人のビザ申請以外にも、藤井さんが力を入れている領域はありますか?

藤井:私は、児童養護施設で暮らす子どもたちを支援するボランティア活動を10年くらい続けていることもあって、子どもに関する法務に関心を持っています。外国人と同じく、子どもも法的支援制度の狭間に落ち込むことが多いので、行政書士としてできることを積極的にしていきたいと思っています。

行政書士の仕事は、行政手続きに必要な申請書類の作成だけではありません。依頼者の考えを整理して、解決の方向へと導く文章を作るプロと捉えていただくと嬉しいです。最近の事例では、「いじめ」についてご両親から相談を受けました。行政書士に何ができるのか?と思うかもしれませんが、被害にあった当事者が直接学校へクレームを伝えたり、弁護士を立てるとなると、感情的な対立関係になってしまうことがあります。今回のケースは、学校と対立するのではなく、一緒にこの問題を考え解決していきたいという思いを持たれていました。行政書士として、客観的にその思いを整理して文章化し、内容証明郵便で出すことを手伝いました。手紙を作る過程で当事者の高校生と両親との間に真剣な話し合いが生まれ、結果として、学校側の受け止めも変わっていきました。とてもやり甲斐を感じた瞬間でした。

ミツモアは、プロの皆さまと、そのワザを求めているお客様を結ぶお手伝いをいたします。そして、みなさまと一緒に成長していきたいと思っておりますので、ぜひ、ご登録のご検討をいただければ幸いです。

【取材にご協力いただいたプロ】

CALICO LEGAL行政書士事務所 - 東京都中央区日本橋人形町

CALICO LEGAL行政書士事務所 藤井祐剛 事務所の名前は三毛猫を意味する「calico cat」にヒントを得た。3つの別々のモノが混ざり合って1つのモノを構成しているというコンセプト。多様性を増す社会の中で、外国人が日本へ来て良かったと思えることを目指し、外国人の会社設立、経営・管理ビザの取得、就労ビザ、配偶者ビザ、家族滞在ビザ、永住許可といった分野に力を入れている